2016年3月11日、東日本大震災から5年。
様々なニュースが流れるなか、海外からのメッセージが心揺さぶりました。
10日、エジプトの首都カイロで開かれたオペラハウスのコンサートイベントでは、日本に関心をもつ300人ほどが集まり、
黙祷後、被災地の復興を願うエジプトの大学生や日本人学校の学生たちが
「上を向いて歩こう」、復興支援ソング「花が咲く」など、
日本語の歌の合唱を熱唱してくれていました。
日本語で岩手・東北を歌う学生たちの歌声は、下記
こちらのニュースの「3分2秒から」聴くことができます。
3月6日には、タイのバンコクでもチャリティーコンサートが開かれていて、
「がんばれ日本」と題したこのチャリティーコンサートは
2011年以降、毎年行われているそうです。
7日にはオーストラリアのウィーンでもチャリティーコンサートが開かれ、
こちらでも「花が咲く」が歌われました。
また、3日には、福島を想うベルリンの男性が開いたチャリティーコンサートでは
指揮者の荒谷俊治さん、ドイツの「ライプチヒ交響楽団」など日本・ドイツの音楽関係者や日本全国各地から集まった100人ほどで合唱が行われました。
上記はごく一部で、世界の様々な地域で復興支援コンサート・活動が行われています。
海外での東日本大震災の被災地への復興支援や活動
2011年 アフリカ
2011年 ロシア
2011年 イタリア
2011年 オランダ
2011年 イラク
2011年 ドイツ
2011年 南アフリカ
2012年 モスクワ
2014年 ニューヨーク
3月11日 東京チャリティーコンサート
3月11日夜に東京では、入場料無料かつ寄付をお願いする東日本大震災チャリティーコンサートでは22組のアーティストが集まる。
このコンサートは2011年から行われており、これまでの義援金は1億円以上になっているという。今回のコンサートでは、石川さゆりさん、谷村新司さん、クリス・ハートさん、つんくさんなどが参加。
また、宮城県名取市では、追悼のために毎年飾られていた様々なメッセージが書かれた3500個もの「絵灯籠」が、復興工事のため一部のみしか展示できなくなりました。
そのためカナダ大使館では、一部の絵灯籠が展示されることになりました。